ハローワークは、掲載費用がかからない求人媒体です。この「無料」という響きから、「無料だから期待できない」「お金をかけた媒体のほうが良い人材が来る」と考えている経営者は少なくありません。しかし、これまでの記事でお伝えしてきた通り、応募が来るかどうかを決めているのは、媒体そのものではなく、中身の言語化です。
ここでは、ハローワークという”器”を活かすも殺すも何で決まるのかを整理します。
「無料」という言葉が生む、2つの思い込み
ハローワークに対して、多くの経営者は2つの思い込みを持っています。1つは「無料なのだから、大した人材は来ない」という思い込み。もう1つは「無料なのだから、多少雑な内容でも仕方ない」という思い込みです。
しかし、求職者からすれば、その求人が有料媒体経由か無料媒体経由かは関係ありません。目の前にある求人票の中身だけを見て、応募するかどうかを判断しています。器が無料かどうかは、求職者の判断材料には一切含まれていないのです。
器を活かす会社と、器を殺してしまう会社の違い
同じハローワークという器を使っていても、結果が大きく分かれる会社があります。その違いは、掲載費用ではなく、そこに何を盛るかにあります。
器を殺してしまう会社は、「無料だから」という油断から、記入欄を必要最低限しか埋めず、当たり障りのない文章で済ませてしまいます。
一方、器を活かす会社は、無料であることを逆手に取り、浮いた広告費を求人票の中身作りに時間として投資します。同じ0円の器でも、そこに込める熱量がまったく違うのです。
器そのものにも、活かせる余地がある
ハローワークの求人票には、経営者からのメッセージや会社の特徴を書ける欄が用意されています。この欄をしっかり使い切っている企業は、実はそれほど多くありません。
多くの企業が、器の一部しか使わずに提出してしまっています。器を最大限まで活かし切ることも、応募数を左右する重要な要素です。
この記事の結論
ハローワークという器そのものに、良いも悪いもありません。器を活かすかどうかは、そこに込める中身の言語化と、器を使い切る意識にかかっています。
次の記事では、この考え方をさらに一歩進め、大手他社と条件で戦わずに人が集まる求人票の正体について掘り下げていきます。
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